俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

『継続する技術』で一日一句を書き写しています

塵も積もれば山となる。

その言葉を信じ、一日一句を手帳に書き写していることについて、今日はお話しようと思います。

 

わたしは一日一頁の手帳を俳句ノートにしています。

句帖とは別に一冊、俳句にまつわるあれこれをメモするためのノートです。

こんな素敵な句に出会ったとか、俳句に関する自身の考え、俳壇の出来事なんかも書き留めています。

そしてその片隅に、毎日一句、いわゆる名句と呼ばれるような句を書き写すということをしています。

 

書き写す句は、主に歳時記から引かせていただくことが多いです。

パラパラっと歳時記を捲って、あ、いいなと思った句を書き写す。

たったそれだけですが、三日坊主のわたしが続けていれることは奇跡に近いです。

あと数日で、はじめてから2ヶ月が経ちます。

 

一日一句ではありますが、もうすぐで60句の句を書き写したことになります。

書き写すたびに、句意を読み込んだり、声に出して読み上げたり、作者について調べたりするので、毎日何かしら俳句の学びがあります。

続けてよかったですし、これからもずっと続けていけたらと思っています。

 

でも「継続」って難しいですよね。

わたしは三日坊主なので、2ヶ月も継続出来るとは当初はこれっぽっちも思っていませんでした。

実は……『継続する技術』というアプリを使っています。

有名なアプリらしいので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

1つだけ目標を設定して、毎日決まった時間に通知をしてくれるというシンプルなアプリです。

それだけ?と思われるかもしれませんが、そのシンプルさが良いんです!

シンプルというか、潔いというか。

とにかく、他の余計なことは何もないので、ただ目標達成に向かって「継続」していくための仕様。

それが心地よいし、無駄がなく、やる気に繋がります。

無料なのに広告がなく、スタイリッシュなデザインも、余計なことに気を取られずに集中出来る理由のひとつなのかもしれません。

 

と、なんだかアプリの回し者みたいになってしまいましたが。

何かを続けたいなと思っている方にはぴったりのアプリだと思いますので、興味のある方はぜひアプリストア内にて「継続」で検索してみてください。

 

一日一句書き写すだけじゃ全然足りないのかもしれないけれど。

冒頭で述べた通り。

塵も積もれば山となる。

少しずつでも前へと進んでいけたらと思います。

 

笠原小百合 記