俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

2月の『俳句文学館』が届きました

俳人協会が毎月発行している『俳句文学館』という協会員向けの新聞があります。

先日、2月の『俳句文学館』が我が家にも届きました。

 

2月の一面は、第4回新鋭俳句賞の結果詳報でした。

選考委員である石田郷子先生、小島健先生、西山睦先生、堀本裕樹先生のそれぞれの選評が掲載されており、堀本先生の評では予選通過した拙作についても触れていただけました。

 

眠られぬ夜に金魚を起こしたり  笠原小百合

敬称をつけて呼ばるる仔猫かな

 

応募作品より2句を取り上げていただきました。

「動物を詠んだ句が良かった」とのお言葉も添えられており、嬉しさで胸がいっぱいになりました。

普段から動物の句をつい詠みがちなので控えようかと思っていたところだったのですが、その考えは改めました(笑)

やはり、詠みたいものを詠みたいですもんね。

今後は得意を活かしつつ、その他も底上げを図ることができればと思います。

もっと広い視野を持って、俳句と歩んでいきたいと思います。

 

記事を全文拝読し、今とてもやる気に満ち溢れています。

賞の選評を読むことは学びと気付きの連続です。

句会が出来ず先生よりご指導いただけない今だからこそ、心に響くものもありました。

日常を大切に過ごし、感度の高い俳句を詠んでいきたいです。

 

最後になりましたが、改めまして。

正賞の渡部有紀子さん、準賞の菅敦さん、受賞おめでとうございました!

お二人のますますのご活躍を励みにして、わたしも句作を続けていきます。

 

笠原小百合