今日は映画『花束みたいな恋をした』を観ました。
こんなご時世ですが、映画館は感染症対策もしっかりされているので、エンタメ業界応援の意味も込めて映画館で鑑賞しました。
映画を観た直後の世界っていつもと少し違って見えて、その感覚がとても好きです。
映画館を出て駅までの道のりを歩いているときが、一番その映画に寄り添えているような気がしています。
今日は気になっていた恋愛モノの映画を観ましたが、実は昨年からずっと気になっているアニメ映画があるのでそちらをご紹介します。
『サイダーのように言葉が湧き上がる』という作品で、本来であれば昨年公開されていたはずでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響で公開が延期に。
なかなか延期後の公開日が発表されず気になっていたのですが、年末ひさしぶりに公式サイトを覗いてみたら、公開日が決定していて歓喜しました!
『サイダーのように言葉が湧き上がる』は、
コミュニケーションが苦手でいつもヘッドフォンをしている、俳句が趣味の少年。
矯正中の歯を隠すためマスクをしている、人気動画主の少女。
二人が出会い物語が展開していく、いわゆるボーイミーツガールのストーリーです。
わたしも途中まで漫画を読んだだけなので、続きが気になっています。
文庫本が出ているようなのでそちらを先に読もうか。
いやいや、やっぱり劇場で映画を最初に観るべきか。
そう悩んでいる時間も楽しいものです。
何より、物語の鍵として俳句が出てくるというのが本当に嬉しいです。
タイトルも俳句になっていて、それだけでもテンション上がりますね!
「サイダー」は夏の季語。
ただ、比喩として使っているので賛否は分かれそうですが。
目の前にサイダーがある情景が浮かびますし、わたしはこういう句も好きです。
『サイダーのように言葉が湧き上がる』は、2021年6月25日(金)公開です!
その頃までには状況が少しは落ち着いてくれていますように。
ぜひ劇場で物語を楽しみたいと思います。
笠原小百合 記