俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年おつかれさま

大晦日です。 駆け込むように色々とこなしている今日、田のブログも更新しました。 よろしければどうぞ。 ameblo.jp 2023年が終わってしまう。 実際には「しまう」などという感慨はないけれど、なんとなく言ってみたりする。 一言で言えば、めいいっぱい楽し…

セクト・ポクリット「競馬的名句アルバム」の新しい記事が公開されました

お知らせしたいことがたくさんありすぎて、ブログが追いついていない小百合です。 まずはこちらのお知らせから。 sectpoclit.com セクト・ポクリットで連載中の「競馬的名句アルバム」に新記事が公開されました。 今回は2006年の朝日杯フューチュリティステ…

俳句新空間「渡部有紀子句集『山羊の乳』を読みたい」に寄稿しました

俳句新空間の連載企画「渡部有紀子句集『山羊の乳』を読みたい」の⑯として、 わたしの書いた鑑賞文が掲載されました。 sengohaiku.blogspot.com とにかくすでに多くの方に語り尽くされていたので、 どこに焦点をあてて評を書いていくかを一番悩みました。 結…

【田ブログ更新】探勝の会 湯西川温泉吟行

田のブログで記事を書きました。 先月末の探勝の会、湯西川温泉吟行の写真を掲載しました。 ameblo.jp 詳細は吟行記に載ると思うので、写真のみ。 とても楽しく充実した一泊吟行でした。 ちなみに先週末は超結社の吟行で山梨へ行きました。 ワイナリー見学&…

鱗読書会 昼の部

荻窪駅近くの屋根裏バル鱗kokeraさんにて毎月開催されている読書会。 わたしは昼の部のレギュラーメンバーとして参加しています。 今月の課題本は 坪内稔典・小西昭夫編『子規百句』(創風社出版)でした。 『子規百句』は坪内稔典さんが選んだ百句が様々な…

【日常】猫の血痕を拭く

猫の血痕を拭くことが増えた。 愛猫ジャスタウェイ、通称「じゃす」の乳腺腫瘍が発覚してから3年が過ぎようとしている。 一度は手術をして取り除いたが、約1年後に再発。 生まれつき腎臓が片方しかなく、麻酔に耐えられるかわからないと言われた。 悩んだ結…

【告知】「小百合&義悠の競馬夜咄」はじまります!

お知らせです。 炎環の内野義悠さんと競馬トークイベントを始めることになりました! 小百合&義悠の競馬夜咄 毎月第3金曜19時開始。 場所は荻窪にある屋根裏バル鱗kokeraさんです。 参加費は食事、ワンドリンク付きで2,500円となります。 初回は12月15日(…

【田ブログ更新】赤城山の急登に挑む

挑んだ結果。 ameblo.jp 赤城山、登頂ならず。 残念でしたが、同行者の判断が素晴らしかったと思います。 体力不足でした。鍛えて出直してきます。 待ってろよ、赤城山。 登頂は出来なかったけれど、しるちょこを食べたり、仲間とわいわい話をしたり。 とて…

ハロウィンパーティー句会

10月31日、といえばハロウィン。 ということで「林檎&央子コラボ 鱗kokera ハロウィンパーティー句会」に参加しました。 最近は歳時記にも載りはじめたという「ハロウィン」という楽しそうなイベントを俳人は見逃さないのです。 仮装はしなくてもOK!という…

学校に行かないという選択

息子氏が学校へ行かなくなってから約3週間。 はじめはなんとか行かせようとしていましたが、息子氏の確固たる意志は変わらず。 彼の意見をよく聞いて、話し合って、しばらくはお休みすることにしました。 しました、というか、私の中で「休んでもOK」と納得…

新鋭俳句賞公開選考会へ行ってきました

10月22日、日曜日。 俳人協会の新鋭俳句賞公開選考会へ足を運びました。 普段、若手句会で利用している俳句文学館の地下ホールですが、 カメラも入り、報道席もあり、前方には選考委員の先生方のお名前が並び、 いつもとは違った緊張感で空気が張り詰めてい…

【田ブログ更新】椿の実、割れた

所属結社「田」俳句会のブログに記事を書きました。 ameblo.jp わが家の椿の実が割れた、というだけの記事ですが。 よろしければご覧になってみて頂けたら幸いです。 明日は読書会。 必死に課題本を読んでいますが、読み終わるかな。 怪しいですが、頑張りま…

『松の花』10月号に拙句を取り上げて頂きました

『松の花』10月号「現代俳句管見 俳誌より」欄に拙句を取り上げて頂きました。 蟻の巣へ潮風すいとすべりこむ 「俳壇」8月号に掲載の句です。 松尾清隆さま、丁寧なご鑑賞を誠にありがとうございました。 自身の句がこうして誰かの目に触れて、何かを考えて…

田俳句会「東京句会」と秋華賞

土曜は結社の東京句会でした。 自分の句の評価は気になりますが、それよりも選句をしっかりせねばという気持ちで臨みました。 欠席投句も受け付けている句会なので、出席者の選がとても意味を持つのです。 句会終了後は懇親会へ。 銀座の街は外国人観光客で…

俳句ができないので足掻いてみた

今夜は俳人協会の若手句会に参加予定。 ストックはすべて使い果たしてしまったので、句を絞り出そうと試みる。 朝9時、全く俳句が出来なくてすこし焦る。 10時、気分転換に散歩に出たりもしたけれど、なかなか浮かばない。 11時、相変わらず浮かばなく…

第1回 俳人協会若手部吟行句会

10月9日(月祝)スポーツの日。 俳人協会若手部の吟行句会が行われ、私も参加してきました。 「俳句に生憎はない」と言えどもこれはあんまりでは……という大雨の中、新宿御苑を吟行。 なかなかハードな吟行でしたが、雨の日ならではの句も出来たので良かった…

実家アップデート

漢字とカタカナを重ねるのが好きなのはきっと椎名林檎の影響。 今日は栃木の実家へ。 祖母の十七回忌で親族での会食でした。 とても美味しかったです。 鮑の貝殻が綺麗でした。 私は実家があまり得意ではなかったのですが、息子が「帰りたくない、もっとここ…

セクト・ポクリット「コンゲツノハイクを読む」に寄稿しました

俳句のポータルサイト『セクト・ポクリット』に寄稿しました。 「コンゲツノハイクを読む」に一句鑑賞が掲載されています。 sectpoclit.com 私が取り上げたのは以下の一句。 蜥蜴去つて石段の数増えてゐる 紅葉栄子「街」2023年8月号より 句から感じる不思議…

2時間だけの江ノ島

江ノ島に2時間だけ行ってきました。 吟行の朝は何かとアクシデントがつきもので。 子を学校へ送ることになったり色々あり、20分ほど遅れての参加となりました。 久しぶりの江ノ島は、澄み渡っていて今まさに「秋」といった感じ。 句も私にしては珍しくそれな…

吟行の秋

今月の予定を確認していたら、驚愕。 俳句の予定がぎっしり。 特に今週は吟行祭りと言っても過言ではないくらい。 昨日も吟行、明日も吟行、明明後日も吟行。 9日月曜も吟行で、俳人協会若手部初となる吟行会。 吟行地は新宿御苑。 新宿御苑は何度でも行きた…

早朝句会→吟行句会

俳句漬けの日々は今日もまた。 朝7時から俳人協会若手部の早朝句会に参加。 作句、選句、合評会まで含めて1時間きっかりで終わる席題句会で、 その日のコンディションを計るのにぴったり。 朝から皆さんしっかり目覚めていらっしゃるようで、素敵な句がたく…

JRAアプリとグリーンチャンネルとグリーンチャンネルWeb

今日は久しぶりの一日完全オフ。 とはいえ予定が入っていないだけで、投句や選句や原稿やらは山のようにある。 それを地道にこなしていく日。 BGMは競馬中継。 グリーンチャンネルwebで音声を流しつつ、 子のゲームの休憩時間にテレビでグリーンチャンネルを…

田ブログ更新+お月見準備

所属結社である田俳句会のブログを更新しました。 ameblo.jp 午前中に鷲宮神社へ行ってきた時のことを書きました。 明後日の俳人協会埼玉県支部の吟行推奨地だったので、行ってみました。 当日は時間的に全部は回れないため、事前に吟行してみました。 見応…

【日常】椎名林檎恰好善過ぎ+本屋さんで雑誌を買った話

音楽がないと生きられない躰なので、毎日音楽に溺れている。 最近はOfficial髭男dismが特に好きで、でも相変わらずBUMP OF CHICKENも聴く。 今日はなんとなく椎名林檎の気分で、でも東京事変ではない感じ。 高校時代は椎名林檎嬢の音に救われていた。 今、聴…

『句具ネプリ-秋分-』に一句を寄せました

秋分の日に発行された、秋の句具ネプリ。 今回も拙句を片隅に一句寄せております。 詳細やダウンロードの方法はこちら↓ note.com 私の今年の秋の一句はこちらです。 あしたには別るる夜の鹿のこゑ 笠原小百合 解釈が色々あるだろうなと思っている句です。 作…

吉田哲二さん第一句集『髪刈る椅子』刊行PARTY

ぐっと涼しくなってきた9月23日土曜日。 吉田哲二さん第一句集『髪刈る椅子』の刊行記念PARTYに参加しました。 furansudo.ocnk.net 私は結社の毎月の吟行である探勝の会(目黒不動周辺、嘱目10句)が終わってから、 30分ほど遅れての参加となりました。 マン…

田ブログ書きました+今日のこと

所属結社「田」俳句会のブログの記事を書きました。 久しぶりの投稿だったので、あれもこれも書きたくなってしまいました。 ameblo.jp 私の主催しているウマ吟行会のことを。 ちゃんと吟行記を書こうと思いつつ、気づけばもう第4回も終わってしまった。 次…

【日常】休み方を覚える

SNSから離れようと思った。 急に、思い立った。 iPhoneのホーム画面からX(旧Twitter)(←言ってみたかっただけ)とInstagramのアイコンを削除した。 アプリ自体を削除する勇気はなく。 そういう生ぬるい所も自分らしいと言えばそうなのかもしれない。 アイ…

【文フリ頒布】「着物書き物御手の物」に寄稿しました

言葉の工房 (@kotoba_kobo) / Twitter 添嶋譲さま主催の着物アンソロジーに参加させていただきました。 書名は「着物書き物御手の物」です。 エッセイ、小説、短歌など、着物にまつわる作品がたっぷり楽しめる一冊となっています。 わたしは俳句を15句寄せて…

「句具ネプリ -冬至-」好きな句【3】

「句具ネプリ -冬至-」好きな句への感想、その3です。 海鼠桶さみしき水の残りけり 紺乃ひつじ 「さみしき水」の捉え方は色々ありそうですが。「水がさみしがっている」という読みをしたら、海鼠と水の親しさに切なく愛しくなりました。読後に残る寂しさを…