俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

麻酔から醒めたる猫へ梅の花

麻酔から醒めたる猫へ梅の花  笠原小百合

 

昨日は愛猫じゃすの手術日でした。

 

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腎臓がひとつしか機能していないことが判明したじゃす。

麻酔の量を少なくしてなるべく腎臓に負担をかけないようにと、乳腺の腫瘍とその周辺のみを切除する手術をしました。

昨日はとにかく不安で不安で。

じゃすが麻酔から醒めなかったらどうしようか、いやそんなことを考えるのはよくない、と葛藤していました。

 

掲句は、じゃすを病院に預けたその帰り道に出来た句です。

どうして梅の花かというと、こんな出来事があったからです。

 

 

じゃすが無事に麻酔から醒めて、元気に帰ってくるように。

そんな願いを込めて詠みました。

 

今日、じゃすは無事に退院することが出来ました。

エリザベスカラーがつらそうですが、そこは外してあげたい気持ちをぐっとこらえて、じゃすが生活しやすいように部屋を片付けました。

ごはんも少しですが食べられて、いつもの場所で伸びて眠っているので少し安堵しています。

これからのことを考えると不安はありますが、一緒に居られる時間を今まで以上に大切にしていきたいと思います。

まだまだたくさん、じゃすの句を詠んでいきたいです。

 

笠原小百合 記