今日は年四回、季節ごとに行われているとある吟行に参加した。
年始ということで少人数ではあったが、楽しさは変わらず、また勉強にもなった一日だった。
元々ゲスト的な立ち位置で参加をはじめた吟行会。
俳句ビギナーの参加者が多いことを先生役の方は気にしてくださっていて、
つまらなくないか、無理はしていないかと聞いて下さる。
が、そんなことは全くなく。
レベルを高く保ち切磋琢磨するだけが句会ではないし、
そのメンバーだからこその空気感、その中で色々な発見を得ることを楽しめている。
ので、全く問題はない。
そもそも、わたし自身も永遠の初心者のようなものだもの。
一つだけ言うならば、3句出しは物足りないかな、とは思う。
そこはでも、他の句会へ投句すれば良いだけの話なので、大した問題ではない。
何より、先生役の方にお会い出来る大切な機会となっているので、それだけでもう嬉しいのである。
吟行はやはり良い。
実際に外に出て、見て、感じて詠む俳句は「自分のもの」という実感が強くなる。
今年はもっと気軽に吟行して句を残していきたい。
吟行と言っても、近所をふらりと散歩するだけでも全然OKだと思う。
要は、心持ちである。
俳句を作るぞ、と思って外を歩くという機会を増やしたい。
一方、丸一日かけての吟行会への参加は昨年よりは少なくする予定だ。
体調や家庭のことなど諸々の事情があるので仕方がない。
寂しいけれどね。
正しい意味での「マイペース」を築いていけたらと思う。
小百合 記