俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

俳句ができないので足掻いてみた

今夜は俳人協会の若手句会に参加予定。

ストックはすべて使い果たしてしまったので、句を絞り出そうと試みる。

 

朝9時、全く俳句が出来なくてすこし焦る。

10時、気分転換に散歩に出たりもしたけれど、なかなか浮かばない。

11時、相変わらず浮かばなくて結構焦る。

それでも絞りに絞り出して、切れ端を手繰り寄せるようにして、なんとか1句。

そこからは、勢いのまま、流れのまま。

気づいたら手元には10句あった。

 

足掻けばなんとか10句出来るようになったのは、今までの地道な勉強が少しは身になっているということなのだろうか。

でもさ、私はなんとか形になっている10句が欲しいわけじゃなくて。

全身全霊の渾身の1句を求めているのだけれどね、本当は。

なかなかそこにはたどり着けない。

難しいなあ、俳句は。

だから面白くて、やめられないのだけれども。

 

とりあえず今日は乗り切れるけれど、まだまだ足りないのでまだまだ作る。

参加している句会の数が多すぎる説はある。

それでも、句会があるおかげで生まれる句もあるから。

 

俳句迷子になりがちで、でも結社の句会に出ると大抵の場合は解決する。

私にとって結社の句会は、大切な道標となっているみたい。

 

あと、吟行の大切さを最近痛感している。

実感することの大切さ。

写生でもそうじゃなくても、やはり実感は強い。

嘘とか、手を抜いたところとか、やっぱりすぐバレる。

これからは、句の精度を高めていくことが目標。

 

大宮公園の鷺。人を恐れない子でした)

 

小百合