俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

2024年よろしくお願いします

年越は蒲団の中でぬくぬくと夢を見ていた。

それがどれだけ幸せなことか、目が覚めて気づいた。

2024年は少しでも多くの人が穏やかな気持ちで過ごすことが出来ればと願う。

願うことしか出来ないのか、願うことしかしていないのか。

もう少し考えていきたいけれど、考えている間にまた命は失われていく。

 

とは言っても、わたしに出来ることなんて俳句を詠むことくらいで。

俳句を詠むという行為の中にも色々なやり方があるけれど、

わたしは誰かの心の角度がほんの少しだけ変わるような、そのお手伝いのような俳句しか詠めない。

詠みたくない。

というスタンスであることは、表明しておきたい。

 

元日から大真面目に俳句のことを考えているわけなのだけれど、

あれですね、なんだかんだ言っても健康に勝るものはないです。

年末に40度の高熱を伴う風邪を引いて、まだすこし咳が残っていて。

その間、3日間くらいは正直俳句どころではなかった。

寝込みながら出来る限り作句はしていたけれど、そんなのはただの気休めでしかなく。

継続は力なり。

そして、継続するためには健康でいなければならない。

そんな現実をようやく受け入れ、今年は筋トレでもはじめようかなと思っている。

すべては俳句を長く楽しむため。

こうなってくると俳句に生かされているような気持にもなる。

それはあながち間違いでもない。

 

小百合 記