今朝、所属結社である「田」のブログが更新された。
タイトルの「速報!」の文字に胸が躍る。
第10回田賞は武田和奈さん「人間らしく」に決定した、との報せに思わず声が出る。
すごい!
すごいすごい!
武田和奈さんは大分在住。
大学生で、関東にも時折いらして、大学生の俳句の集いに参加しているとか。
一度お会い出来た際に、真摯で熱のこもった俳句の話をされていたのが印象的だった。
和奈さん、この度はおめでとうございます!
受賞作を拝読するのが今からとても楽しみです。
ちなみにわたしが第9回田賞をいただいた時には、選考過程が気になって気になって仕方がなかった。
受賞は受賞でもちろん嬉しいし喜ばしいことなのだが、
それ以上に作品がどのような評価だったのかが気がかりだった。
それがわかるまでは手放しで喜べないぞ、という気持。
4月号での選考の先生方のお言葉に、これからもっと頑張らねばならない、一層精進しなければならない、と強く思ったことを思い出す。
賞の受賞というのはその一時の喜びではなく、
これからずっと自身の中に残っていく、杭のようなものなのかもしれない。
あれから1年経った。
わたしはちゃんと、前に進めているだろうか。
今一度、見つめ直してみたい。
小百合 記