俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

じゃすとのお別れを詠むこと

愛猫じゃす(本名ジャスタウェイ)が永眠しました。

およその年齢で11歳。

最初に乳腺腫瘍を発症してから3年も生きてくれました。

最後は病との闘いでしたが、懸命に生き抜いてくれたじゃす。

ありがとう、お疲れさま、と。

ずっとずっと大好きだよ、と。

もう少しの間、身体を撫でながら伝えてあげたいです。

 

死の間際のじゃすの俳句をたくさん詠みました。

それは、とても完成されたものではなく、どちらかと言えば稚拙な句だと思います。

でも、詠まずにはいられなかった。

詠むことで、自分の気持ちを落ち着かせていたというのもあるし、

じゃすの存在を少しでも自分に引き寄せて感じていたい、というのもありました。

たくさん、たくさん詠んで。

でも、もっともっと詠んであげたかった。

それは、わたしに出来る最大限の愛情表現だったのかもしれません。

発表して評価されることだけが俳句の価値ではないと、改めて思いました。

じゃすは亡くなってしまったけれど、これからもじゃすの句を詠みたいです。

じゃすのことを思う気持は、これからも変わらないです。

 

 

じゃすの遺体は土曜日に火葬になります。

それまでたくさん撫でてあげて、ありがとう、大好きだよと伝えてあげたいです。

 

笠原小百合 記