俳句とみる夢

笠原小百合の俳句な日々。

【日常】椎名林檎恰好善過ぎ+本屋さんで雑誌を買った話

音楽がないと生きられない躰なので、毎日音楽に溺れている。 最近はOfficial髭男dismが特に好きで、でも相変わらずBUMP OF CHICKENも聴く。 今日はなんとなく椎名林檎の気分で、でも東京事変ではない感じ。 高校時代は椎名林檎嬢の音に救われていた。 今、聴…

『句具ネプリ-秋分-』に一句を寄せました

秋分の日に発行された、秋の句具ネプリ。 今回も拙句を片隅に一句寄せております。 詳細やダウンロードの方法はこちら↓ note.com 私の今年の秋の一句はこちらです。 あしたには別るる夜の鹿のこゑ 笠原小百合 解釈が色々あるだろうなと思っている句です。 作…

吉田哲二さん第一句集『髪刈る椅子』刊行PARTY

ぐっと涼しくなってきた9月23日土曜日。 吉田哲二さん第一句集『髪刈る椅子』の刊行記念PARTYに参加しました。 furansudo.ocnk.net 私は結社の毎月の吟行である探勝の会(目黒不動周辺、嘱目10句)が終わってから、 30分ほど遅れての参加となりました。 マン…

田ブログ書きました+今日のこと

所属結社「田」俳句会のブログの記事を書きました。 久しぶりの投稿だったので、あれもこれも書きたくなってしまいました。 ameblo.jp 私の主催しているウマ吟行会のことを。 ちゃんと吟行記を書こうと思いつつ、気づけばもう第4回も終わってしまった。 次…

【日常】休み方を覚える

SNSから離れようと思った。 急に、思い立った。 iPhoneのホーム画面からX(旧Twitter)(←言ってみたかっただけ)とInstagramのアイコンを削除した。 アプリ自体を削除する勇気はなく。 そういう生ぬるい所も自分らしいと言えばそうなのかもしれない。 アイ…

【文フリ頒布】「着物書き物御手の物」に寄稿しました

言葉の工房 (@kotoba_kobo) / Twitter 添嶋譲さま主催の着物アンソロジーに参加させていただきました。 書名は「着物書き物御手の物」です。 エッセイ、小説、短歌など、着物にまつわる作品がたっぷり楽しめる一冊となっています。 わたしは俳句を15句寄せて…

「句具ネプリ -冬至-」好きな句【3】

「句具ネプリ -冬至-」好きな句への感想、その3です。 海鼠桶さみしき水の残りけり 紺乃ひつじ 「さみしき水」の捉え方は色々ありそうですが。「水がさみしがっている」という読みをしたら、海鼠と水の親しさに切なく愛しくなりました。読後に残る寂しさを…

「句具ネプリ -冬至-」好きな句【2】

「句具ネプリ -冬至-」好きな句への感想、その2です。 もつ煮みたいにどろどろ年を惜しむかな いかちゃん すごい!と思うけれどその凄さをうまく言語化出来ない句というのがあって。この句はわたしにとってそういう句でした。具体的にどういうことかよくわ…

「句具ネプリ -冬至-」好きな句【1】

「句具ネプリ -冬至-」の特に好きな句への感想です。 座布団は人の大きさ石蕗の花 有本仁政 「ああ、たしかにそうだ」と納得。助詞「は」がやさしく響きます。座布団の大きさに加えて、その厚みも見えてくるよう。「石蕗の花」の明るさが句全体のあたたかさ…

「句具ネプリ -冬至-」が発行されました

12月22日冬至の日に「句具ネプリ -冬至-」が発行されました。 今回も一句、拙句を寄せていますので、よろしければお手にとってみてください。 12月29日までコンビニでプリント、もしくは無料ダウンロード出来ます。 詳細はこちらのページをご覧ください。 no…

俳句四季12月号に5句+小文が掲載されました

11月18日発売の俳句四季12月号に新作5句+小文が掲載されました。 俳句四季新人賞最終候補者競読のコーナーです。 「高天原」というタイトルをつけました。 書店でお見かけの際にはぜひ手にとってみてください。 俳句四季12月号 久しぶりの更新になってしま…

【田ブログ更新】笠原小百合の「つれづれ一句鑑賞」~細長の花器にすんなり猫柳~

所属結社「田」のブログに記事を書きました。 ameblo.jp 久しぶりのつれづれ一句鑑賞。 俳句界2月号より松尾清隆さんの句を採り上げました。 細長の花器にすんなり猫柳 松尾清隆 「猫柳」は猫ではないけれど、どうしても猫を連想してしまいます。 写真は愛猫…

【田ブログ更新】白鳥飛来地

所属結社「田」のブログに記事を書きました。 ameblo.jp 地元の川が白鳥飛来地になっていて驚きました、という記事です。 田のブログも最近お休みしていたので、少しずつ更新していけたらと思います。 もうすぐ春です。 コロナウイルスの状況を考えると外出…

季語と競馬エッセイ【1】「節分ステークス」と「オープン入り」

競馬が好きだ。そう言うと競馬未経験の知人たちは興味を持って競馬について尋ねてきてくれる。彼ら彼女らにとって競馬は、入り口がどこかもわからない未知の世界。例えば、中央競馬のレースは1つの競馬場で1日に12レース行われる。これは意外と知らない人も…

セクト・ポクリット「コンゲツノハイクを読む」に鑑賞文が掲載されました

俳句ポータルサイト『セクト・ポクリット』の「コンゲツノハイクを読む」という記事に一句鑑賞を掲載していただきました。 sectpoclit.com 250字以内での鑑賞文ということで気軽に挑戦できて尚且端的に文章をまとめる訓練にもなるので、毎月参加しています。…

【田ブログ更新】猫は元気です

所属結社「田」のブログに記事を寄せました。 ameblo.jp 田6月号にて特別作品「青海波」を掲載していただきました。 愛猫についての連作12句です。 テーマをもって日常の出来事を詠むこと、またそれを連作として発表することははじめてだったのでとても緊張…

季語レース紹介【8】「夏至ステークス」

俳句に欠かせない、季語。 夏であれば「入梅」「紫陽花」「浴衣」などが季語の一例として挙げられます。 この連載では競馬大好き俳人である筆者が、季語の使われている競馬のレース「季語レース」をご紹介していきます。 今週取り上げる季語レースは、夏至ス…

「コンゲツノハイク」に拙句が掲載されました

『セクト・ポクリット』内の「コンゲツノハイク」に、拙句が掲載されました。 sectpoclit.com 「コンゲツノハイク」は俳句結社誌、同人誌からの推薦句を掲載するコーナーです。 わたしの所属する「田」俳句会も参加しており、今月は拙句も掲載していただけま…

『セクト・ポクリット』に引退馬支援の記事を寄稿しました

俳句のポータルサイト『セクト・ポクリット』へ寄稿した記事が先日公開となりましたのでお知らせします。 sectpoclit.com タイトルの「引退馬支援と『ウマ娘』と、私が馬を詠む理由」の通り、引退馬支援のお話を中心に私の意見を述べてみました。 「アゴラ・…

【田ブログ更新】俳人協会春季俳句講座~田中裕明『山信』を読む~

6月4日に田ブログを更新しました。 こちらでのお知らせを失念していました。 ameblo.jp 俳句を始めて5年目に突入しているわけですが、自分の知識不足、勉強不足を痛感する日々です。 今回の田中裕明についてもほぼ何もわからない状態だったので、講座は「へ…

【田ブログ更新】俳人協会 春季俳句講座 加藤楸邨『寒雷』

所属結社「田」のブログにて記事を掲載しました。 ameblo.jp 俳人協会の春季俳句講座、第二回の動画が本日公開されたので視聴しました。 感想やごく個人的な思いを綴らせていただきました。 よろしければご覧になってみてくださると嬉しいです。 体調悪くと…

【田ブログ更新】俳人協会「令和3年 春季俳句講座」動画配信スタート!

所属結社「田」のブログに記事を掲載しました。 ameblo.jp 俳人協会の春季俳句講座の動画配信がスタートしたので、早速視聴しました。 内容や感想は上記の田ブログをご覧いただければと思います。 今回の講師の櫂未知子先生のお話にとても惹きつけられ、もっ…

季語レース紹介【7】「忘れな草賞」

俳句に欠かせない、季語。 春であれば「晩春」「風車」「新社員」などが季語の一例として挙げられます。 この連載では競馬大好き俳人である筆者が、季語の使われている競馬のレース「季語レース」をご紹介していきます。 今週取り上げる季語レースは、忘れな…

セクト・ポクリット「コンゲツノハイク」に掲載していただきました

俳句ポータルサイト『セクト・ポクリット』の「コンゲツノハイク」にて、拙句が掲載されました。 sectpoclit.com 「コンゲツノハイク」は俳句結社誌・同人誌の最新号から推薦された句が掲出されているコーナーです。 わたしの所属する結社「田」も毎月参加し…

【田ブログ更新】三月の勉強句会~師系をめぐる冒険~

先日、所属結社「田」のブログにて記事を公開しました。 ameblo.jp 3月27日に行った勉強句会の報告です。 本来であれば師系をテーマにした勉強句会は最終回のはずだったのですが、2020年度は中止となってしまった期間が長かったため、新年度も引き続き同じテ…

季語レース紹介【6】「若葉ステークス」

俳句に欠かせない、季語。 春であれば「風光る」「蝶」「花見」などが季語の一例として挙げられます。 この連載では競馬大好き俳人である筆者が、季語の使われている競馬のレース「季語レース」をご紹介していきます。 今回取り上げる季語レースは、若葉ステ…

季語レース紹介【5】「東風ステークス」

俳句に欠かせない、季語。 春であれば「春の雨」「雲雀」「ぶらんこ」などが季語の一例として挙げられます。 この連載では競馬大好き俳人である筆者が、季語の使われている競馬のレース「季語レース」をご紹介していきます。 今回取り上げる季語レースは、東…

3月11日はわたしの誕生日です

今日、3月11日はわたしの誕生日です。 誕生日の句を詠みたいなと思い毎年挑戦しているのですが、どうにもうまくいきません。 10年前、3月11日という日は多くの人にとって忘れられない日となりました。 ですが、それよりずっと前から、わたしにとって3月11日…

季語レース紹介【4】「すみれステークス」

俳句に欠かせない、季語。 春であれば「春めく」「春ショール」「雛祭」などが季語の一例として挙げられます。 この連載では競馬大好き俳人である筆者が、季語の使われている競馬のレース「季語レース」をご紹介していきます。 今週取り上げる季語レースは、…

第9回星野立子賞、星野立子新人賞が発表になりました

角川俳句3月号誌上にて、第9回星野立子賞、星野立子新人賞が発表となりました。 星野立子賞は藤本美和子さん『冬泉』が受賞。 星野立子新人賞、男性部門は吉田哲二さん「鍔焦がす」、女性部門は篠崎央子さん「家伝」が受賞されたとのことでした。 受賞された…